デスクワークやゲームなど、集中して目を使う作業をしていると、どうしても目の奥が重くなるような感じの疲れが出たり、長時間同じ体勢になることによって肩がこってしまうことがよくあると思います。
適度に休憩とストレッチをすれば解消できるのですが、そうも言っていられないのが現実…
今回はそんな悩みを解消する医薬品、ナボリンSをご紹介します!
ナボリンSとは
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リスク区分 | 第3類医薬品 |
セルフメディケーション税制 | 〇:対象商品 |
メコバラミン (活性型ビタミンB12) ダメージを受けた末梢神経を修復する |
1500μg |
葉酸 ダメージを受けた末梢神経の修復作用を高める |
5mg |
酢酸d-α-トコフェロール (天然型ビタミンE) 血流改善 |
100mg |
フルスルチアミン (ビタミンB1誘導体) 糖分を代謝しエネルギーを産生。 筋肉疲労を改善する。 |
109.16mg |
ピリドキシン塩酸塩 (ビタミンB6) 体内の神経活動をサポートする。 |
100mg |
眼精疲労、肩こりの
ツラい症状に効く!
主な成分となるのが活性型ビタミンB12である『メコバラミン』です。『メコバラミン』と『葉酸』が末梢神経のダメージを修復することで、痛みやコリを解消しつつ、『天然型のビタミンE』で末梢への血流改善と、『ビタミンB1誘導体』で筋肉疲労をとり、眼精疲労と肩こりを解消します。
通常のビタミンB12『シアノコバラミン』を摂取しても、そのほとんどは肝臓に貯蔵されてしまうため、末梢の神経を修復するために使われ始める前には時間がかかります。眼精疲労や肩こりに効く医薬品として有名な『アリナミンEX』も『シアノコバラミン』を使用していますので、効果を実感するまでには少し時間がかかるでしょう。
『メコバラミン』は体内へ吸収されても肝臓へは貯蔵されないため、ビタミンB12を必要としている場所で使用されるため、効果の実感が早いです。

ナボリンSの中身
白い糖衣錠に赤字で「ナボリンS」と書かれています。
そういえば皆さんは、薬やサプリメントをビンから出そうとして出しすぎてしまい、戻そうとして戻しすぎ、また出そうとして出しすぎて、しまいには錠剤を床に落とす。なんてこと経験ありませんか?
ナボリンの赤いキャップには1錠ずつ取り出しやすくなっている工夫がなされています。1回服用量が1錠なので、結構ウレシイポイントですね。
SとEB、2種類あるナボリン
実は飲み薬のナボリンは、先ほど紹介した『ナボリンS』の他に、もう一種類、『ナボリンEB』という商品があります。
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リスク区分 | 第3類医薬品 |
セルフメディケーション税制 | 〇:対象商品 |
メコバラミン (活性型ビタミンB12) ダメージを受けた末梢神経を修復する |
1500μg |
酢酸d-α-トコフェロール (天然型ビタミンE) 血流改善 |
100mg |
フルスルチアミン (ビタミンB1誘導体) 糖分を代謝しエネルギーを産生。 筋肉疲労を改善する。 |
27.3mg |
ピリドキシン塩酸塩 (ビタミンB6) 体内の神経活動をサポートする。 |
50mg |

葉酸がダメージ修復を助ける
ナボリンSに配合されていて、EBに配合されていないもの。
それは『葉酸』です。
『葉酸』はメコバラミンの『ダメージを受けた末梢神経を修復する』作用を高めてくれる効果があります。
『ナボリンEB』は『ナボリンS』と比べると、『葉酸』が配合されておらず、『ビタミンB1誘導体』と『ビタミンB6』の配合量も少ないです。1日当たりの単価は『ナボリンEB』に軍配は上がりますが、効き目を考えると少し割高になってしまっても『ナボリンS』を服用した方がよいと考えます。

飲み方の提案
一度その薬を買ったら、ずっとその薬と飲み続けなければいけない。ということはないです。
ダメージを受けた末梢神経が修復されれば=眼精疲労や肩こりが楽になれば、錠数が多くて安い『アリナミンEX』や、同じ成分でさらに安い商品に乗り換えても良いのです。
一つ、確実にやっていただきたいのは、
『用法・容量を守ってきちんと服用すること』です。
ビタミン剤などの『保健薬』と言われる医薬品は、大抵は安くありません。服用している途中で飽きてしまったり、めんどくさがって飲まなかったり…というのはもったいないです。せっかくの医薬品も効果を最大限に発揮できませんので、買ったからにはきちんと服用するようにしましょう!
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最後に
- 一か月くらい服用しても症状が良くならない場合は病院へ行きましょう!
- 医師の治療を受けている方は、かかりつけの医師に相談しましょう!
- 長時間のデスクワーク・ゲームをする際は、適度に休憩を取り、ストレッチなどをして予防に努めましょう!
- 買ったからには最後まできちんと服用しましょう!
(副作用があった場合は服用を中止し、すぐに病院へ行きましょう)